4.フィボナッチ・リトレイスメント(前編)


テクニカル株式投資基礎 SchelzBergerJAPAN投資顧問4.フィボナッチ・リトレイスメント(前編) (2006.01.22)


今回はフィボナッチ・リトレイスメントについて(前編)です。
ライブドア・ショックのように値を大きく下げた場合、短期的にはどの程度まで値を戻すのかを探る必要があります。
あくまでも短期的な推移を見る目安といったもので、ライブドア・ショックがこの後どのような展開を見せるかによっては、ボディーブローのように徐々に影響が出る可能性もあります。
指標全般に言えることですが、『過信は禁物』です。

短期的なリバウンドを見極める方法の一つが『ダウ理論』ですが、初心者の方はあまり詳細に拘らず簡単に『1/3戻し』『半値戻し』『2/3戻し』を記憶しておけばよいと思います。

もう少し細かくみていくと、フィボナッチ・リトレイスメントが有効な場合もあります。
どちらが有効かは当該銘柄の過去の癖を見て、より適切な方を選べば良いと思います。

■フィボナッチとは?

フィボナッチとは、イタリアはピサの数学者レオナルド・フィリオ・ボナッチ(Leonardo Fillio Bonacci,1170-1250)の名前に由来しています。

フィボナッチ数列は、以下の様に前2つの数を足し合わせた数が、次の数になる数列です。

1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233,,,,,,

フィボナッチ数列は幾つかの特徴を持っています。

 .隣り合う小さな数字を大きな数字で割ると、0.618に近似していく
  1÷2=0.5
  2÷3=0.6666
  34÷55=0.6181818181...

 .隣り合う大きな数字を小さな数字で割ると、1.618に近似していく
  2÷1=2
  3÷2=1.5
  55÷34=1.61764..

 .1つおきの数字の大きい数字を小さい数字で割ると2.618に近似していく
  3÷1=3
  5÷2=2.5
  89÷34=2.61764...

 .1つおきの数字の小さい数字を大きい数字で割ると0.382に近似していく
  1÷3=0.3333...
  2÷5=0.4
  34÷89=0.38202...

上記..で使用される数値(0.618、0.382)がフィボナッチ・リトレイスメントで主に使われる数値です。

では、これらがどのようにして相場に適用されるのでしょうか?
次回では相場への適用について考察していきます。
 






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